(exσ、x=金利ツリーにおけるある年の最下位ノードより上のノード数の2倍)
dominance principle:将来無リスクでペイオフされる金融資産は、今日、正の価格を持たなければならない
The interest rate tree
評価プロセスにおいて、(1)金利に依存するキャッシュフローを生成し、(2)キャッシュフローの現在価値を決定するために使用する金利を供給する、という2つの機能を果たす。
ベンチマーク債はオプションフリーであるため、その価値は金利変動に影響されない
Equilibrium term structure models、金利に影響を与えると想定される基本的な経済変数を用いて期間構造のダイナミクスを記述しようとする要因モデルである。
arbitrage-free term structure models、市場のイールドカーブをモデル化するために、正しく価格設定されていると仮定された金融商品の参照セットの観測された市場価格を使用します。
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金利の期間構造
債券の利回りと満期までの残存期間との間にみられる関係(イールド・カーブ)のこと
イールド・カーブがどのようにして決まるかを説明する説として以下のものがあげられる- 伝統的理論(Traditional Theory)
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期待仮説
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純粋期待仮説 Pure expectation theory
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局所期待仮説 Local expectations theory
- 長期金利は将来の金利の期待値で決定されるという理論
- 長期金利は短期資産をロールオーバーした運用収益率に等しくなる
- 長期金利は将来の短期金利の期待値から想定される収益率によって決まる
- だが実際には、短期金利の期待値はスタート時点が将来になればなるほど変数としての幅が大きくなってしまうので、長期金利体系の形成よりも短期のフューチャーズの価格形成を扱う場合により適する考え方である。
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流動性選好仮説(流動性プレミアム説) Liquidity preference theory
- 期間毎のプレミアムを想定し、残存期間が長いほど手元流動性(キャッシュ)をあきらめる対価としてのプレレミアムが大きくなるとする考え方。債券の二次市場が未発達で、流動性をあきらめなければ長期債投資が出来なかった時代の仮説である。今では5年債、10年債を期日まで保有するつもりで買う人はあまりおらず、債券は専らポートフォリオ操作の対象として価格本位に売買されていて、長期金利が長期債価格の逆数にすぎなくなってしまったから、この仮説はもうあまり当てはまらなくなった。またこの仮説だけでは逆イールドを説明できない。但し流動性の乏しい債券や流通市場が未発達の国ではまだ一定の説明力を持つ仮説である。
- 資金の運用期間が長くなるほど、将来に金利が変動して損失を被る可能性は、大きくなります。したがって、長期金利は、リスク分(不確実性)だけ短期金利よりも高くなるという仮説が成り立ちます。これを流動性プレミアム仮説といいます。
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市場分断仮説 Segmented markets theory
- 短期金利と長期金利は、別々の市場で、各期間の金利に対する資金需給により決定されるという仮説
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特定期間選好仮説 Preferred habitat theory
- 債券市場は残存期間毎に分断されており各期間毎の需要と供給から利回りが決まるとする考え方。
- イールド・カーブの立ったり寝たりを予測する場合や期間ごとの債券価格と株価のトレード・オフの強弱を見たい場合に適している。
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- 伝統的理論(Traditional Theory)
the effective convexity of a putable bond is always positive. It is the effective convexity of a callable bond that will change from positive to negative if interest rates fall and the call option is near the money.
convertible = straight bond +embedded options that can be exercised by the investor -embedded options that can be exercised by the issuer.