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年金プラン

defined contribution plan:確定拠出年金(DC)
会社が従業員の退職金口座に一定額を毎期拠出する退職金制度です。会社は従業員に対して、制度資産の将来的な支払いを約束することはなく、投資判断は従業員に委ねられ、運用成績により、従業員はすべての投資リスクを負います。

defined-benefit plan:確定給付型年金(DB)
会社は従業員と給付の内容をあらかじめ約束し、退職後に業員がその内容に基づいた年金給付を受けることができる企業年金制度です。従業員の将来の給付金額が確定しているため、投資リスクは企業側が負うことになります。

(Projected Benefit Obligation(PBO):予測給付債務
企業の負う退職給付債務。将来予想される給与の上昇に基づき、現在までに得られたすべての将来の年金給付の現在価値(想定割引率)です。会社が継続企業であり、従業員が定年まで会社で働き続けると仮定して、債務の価値を測定するものです。

Annual Unit Credit= value at retirement ÷ number of years of service

Current service cost:当期勤務費用
従業員が当期働いたことで、獲得した給付金の現在価値をいいます。年金給付が将来の報酬に基づくものである場合、勤務費用には報酬の伸び(将来の昇給)の見積りが含まれ ます。

Interest cost
利息費用とは、時間の経過による債務の増加分のことです。給付債務は現在価値に割引かれた債務であるため、各期間において利息が発生します。
Interest cost (U.S. GAAP) = (beg PBO + prior service cost)×r(r:discount rate)
Net interest cost (IFRS) =discount rate × (beginning funded status – prior service cost)

Past (prior) service costs
制度が開始または修正されたときに従業員に付与される遡及的な給付のことです。IFRSでは、過去勤務費用は即時費用化されます。 U.S. GAAPでは、過去勤務費用は当初はその他の包括利益として認識し、翌年以降、従業員の平均勤続年数で償却されます。

funded status = fair value of plan assets − PBO

total periodic pension cost (TPPC)= employer contributions − (ending funded status − beginning funded status)

total periodic pension cost = current service cost + interest cost − actual return on plan assets +/– actuarial losses/gains due to changes in assumptions affecting PBO + prior service cost

Corridor Approach (U.S. GAAP only):コリドーアプローチ
会計上の数理計算上の差異が退職給付債務または制度資産のいずれか大きい方の10%を超えた場合に超過した部分について、償却が認められます。

Periodic pension cost in OCI = total periodic pension cost – periodic pension cost in P&L

匿名 さんが質問を投稿 2022年8月4日
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