0
0件のコメント

Forms of Integration
statutory merger:買収企業が対象企業の資産・負債をすべて取得する。その結果、対象会社は独立した事業体として存続しなくなります。

subsidiary merger:ターゲット会社は、購入者の子会社となります。通常、買収者が保持したい有名なブランドをターゲットが持っている場合に発生します。

consolidation:両社はそれまでの形態で存在しなくなり、両社が集まって全く新しい会社を設立する。統合は、両社の規模が同程度の場合の合併によく見られます。

Types of Mergers
horizontal merger:水平統合。同一または類似の業界で事業を営んでいる2つの企業の統合。同業種・業態同士の統合のため、市場シェアの拡大などスケールメリットにより競争力を強化することができます。

vertical merger:垂直統合。垂直統合は、買収する企業は製品のサプライチェーンの上下に位置する企業の統合。例えば、アイスクリームメーカーが、自社製品の販売先を確保するために、スーパーマーケットを買収する場合は前方統合といいます。同じアイスクリームメーカーが、自社製品に使用する原材料を供給するために原材料メーカーを買収した場合は後方統合といいます。

conglomerate merger:コングロマリット型合併。全く別の業界の会社を統合する場合。

bootstrap effect:ブートストラップ効果
高PER企業(高成長が見込まれる企業)が低PER企業(低成長が見込まれる企業)を株式取引で買収した場合、合併によって追加的なシナジー価値が生まれない場合でも、EPSがより高くなること。合併後の統合会社の収益は、合併前のそれぞれの収益を単純に合計したものですが、買収企業は、PER の低い企業を買収することで、実質的に高株価の株式と低株価の株式を交換することになります。その結果、買収企業の発行済株式数は増加するが、その比率は1対1にはなりません。統合会社のEPSを計算すると、分子(利益合計)は統合会社の合計と等しくなるが、分母(発行済株式総数)は統合会社の合計より少なくなるため統合後の企業のEPSが高くなります。

The industry life cycle

Embryonic phase
消費者が企業の製品やサービスを受け入れるかどうかがまだ不透明
開発資金として多額の資金が必要かつ利益を生み出しているわけではない。
行われやすい合併の種類は、コングロマリット合併と水平合併。

Growth phase
成長段階は、高い利益率と加速する売上・収益が特徴。
企業が提供する製品やサービスは消費者に受け入れられているが、業界内の競争はほとんどない。
資本需要が高い。
コングロマリット、水平合併。

Shakeout phase
新たな競争によって業界の利益率は低下。
平均以上の成長を遂げる可能性はある。
企業が利益率を高く保つためにコストを削減し、規模の経済を生み出そうとするため、水平・垂直合併がこのフェーズでは最も一般的。

Mature phase
競争によって業界の潜在成長力のほとんどが失われ、成長率も経済全体のそれと同程度。
より低いコスト構造で競争するために、規模の経済を生み出す合併を模索する。
より強力な経営陣とより広い財務基盤を提供できる中小企業を買収することもある。
市場シェアの統合とコスト削減のために、強い企業が弱い企業を買収する水平方向の合併が最も一般的。

Decline phase
衰退期は、過剰生産能力、利益率の低下、嗜好の変化や消費者が新技術を求めるようになったことによる需要の減少。
企業は単に生き残るために水平統合。
効率性を高めて利益率を上げるための垂直統合。
新しい成長機会を見つけるためのコングロマリット合併。

Post-Merger Value of an Acquirer

VAT = VA + VT + S − C
VAT = post-merger value of the combined company (acquirer + target)
VA = pre-merger value of acquirer
VT = pre-merger value of target
S = synergies created by the merger
C = cash paid to target shareholders

GainT = TP = PT − VT

GainT = gains accrued to target shareholders
TP = takeover premium
PT = price paid for target
VT = pre-merger value of target

GainA = S − TP = S − (PT − VT)

GainA = gains accrued to the acquirer’s shareholders
現金取引では、対象株主(C)に支払われる現金は、対象に対して支払われた価格(PT)と等しくなる。

PT = (N × PAT)

N = number of new shares the target receives
PAT = price per share of combined firm after the merger announcement

管理人 さんが質問のステータスを公開に変更 2022年8月10日
コメントする