メニュー 閉じる

アクチュアリー

アクチュアリーについて
アクチュアリーは確率・統計などの数理的な手法を用いて保険や年金の料率設定、決算などに関わる保険数理・年金数理業務をはじめ、商品開発、リスク管理分析、長期計画の策定などに携わる仕事です。難易度が高く、資格保有者が少なく、数学を仕事にできるため、数学科の人などに人気のある資格です。


【日本アクチュアリー会】
http://www.actuaries.jp/index.html

試験科目

試験は第1次試験(基礎科目)と第2次試験(専門科目)があります。
第2次試験の合格と理事会の承認を得た者が日本アクチュアリー会の正会員となります。
この理事会の承認を得るために、プロフェッショナリズム研修(初期教育)(前身の正会員研修を含む)を受講済みであることが必要となります。 プロフェッショナリズム研修(初期教育)は1日研修となっています。

(1) 第1次試験

第1次試験は第2次試験を受けるに相当な基礎的知識を有するかどうかを判定することを目的としています。 試験科 目は「数学」「生保数理」「損保数理」「年金数理」および「会計・経済・投資理論」の5科目で、この中から受験科目を受験者が選択します。

(2) 第2次試験

第2次試験は、アクチュアリーとしての実務を行う上で必要な専門的知識および問題解決能力を有するかどうかを判定することを目的としています。 「生保コース」「損保コース」および「年金コース」のうちいずれか1つのコースを受験者が選択します。

試験科目は、生保コースでは「生保1」および「生保2」、損保コースでは「損保1」および「損保2」、年金コースでは「年金1」および「年金2」の2科目で、受験科目は受験者が選択します。

公益社団法人日本アクチュアリー協会

受験資格

試験には以下の受験資格が定められており

(1) 第1次試験

学校教育法による大学(短期大学を含む)を卒業した方が受験できます。
このほか、次の要件等を満たす方で、所定の書類を提出(※)し、試験委員会が大学を卒業した方と同等の資格試験受験に必要な基礎的学力を有すると判断した方も受験できます。

(1)大学3年生以上の者(4年制大学において、休学期間を除き2年以上在学し、かつ62単位以上の単位を修得した者)
(2)高等専門学校卒業者
(3)学士資格を有しない大学院生
(4)外国の大学を卒業した者、または、外国において上記①~③に相当する学校教育における課程を修了した者
(5)生保数理、損保数理、年金数理等の日本アクチュアリー会資格試験の受験科目に関連する知識を必要とする、保険・年金などの業務に3年以上携わった者
※提出書類は該当要件によって異なります。 また、状況によっては、所定の提出書類の一部または全部を省略することがあります。

(2) 第2次試験
第1次試験の全科目(5科目)に合格した日本アクチュアリー会の準会員が受験できます。

公益社団法人日本アクチュアリー協会

合格基準

第1次試験の合格基準は、以下になっており、足きりがあるようです。

「数学」、「生保数理」、「損保数理」、「年金数理」、「会計・経済・投資理論」については、合格基準点(各科目の満点の60%を基準として試験委員会が相当と認めた得点)以上の得点の者を合格とします。

ただし、「会計・経済・投資理論」については、「会計」、「経済」、「投資理論」の各分野のうち一分野でも最低ライン(分野ごとの満点の40%を基準として試験委員会が相当と認めた得点)に達していない場合は、不合格とします。

公益社団法人日本アクチュアリー協会

第2次試験については、以下のようです。

「生保1」、「生保2」、「損保1」、「損保2」、「年金1」、「年金2」については、合格基準点(各科目の満点の60%を基準として試験委員会が相当と認めた得点)以上の得点の者を合格とします。

ただし、第Ⅰ部、第Ⅱ部のいずれかでも最低ライン(第Ⅰ部は満点の60%、第Ⅱ部は満点の40%を基準として試験委員会が相当と認めた得点)に達していない場合は、不合格とします。

公益社団法人日本アクチュアリー協会

掲示板

勉強法 おすすめ参考書 試験本番テクニック モチベーション 勉強報告 

その他のトピック・新規トピックの作成は⇒こちら

質問

該当する質問が無いか、質問を読むためにはログインが必要です。