0
0件のコメント

コモディティ投資の種類

  • Energy—原油、天然ガス、精製品:ガソリン、灯油
  • Industrial metals—アルミ、ニッケル、亜鉛、鉛、チタン、鉄、銅
  • Grains—小麦、トウモロコシ、大豆、米
  • Livestock—豚、羊、牛、鳥
    ⇒餌となるGrainsの価格が上がればLivestockの価格も上がる傾向にあります。
  • Precious metals—金、銀、白金、パラジウム
  • Softs (cash crops)—コーヒー、砂糖、綿、カカオ

contango
先物が期近から期先に行くほど価格が高くなる状態
例:先物3月100円、先物6月101円

backwardation
期先より期近の方が値段が高くなっている状態
例:先物3月101円、先物6月100円

the Insurance Theory
コモディティ生産者は将来の価格リスクを低減するために、生産者は、先物を売却することでコモディティ価格の不確実性を減らします。 この売りにより先物価格が押し下げられるためthe Insurance Theoryでは、先物価格は現在のスポット価格よりも低くなり、バックワーデーションになるとされています。先物価格は予想スポット価格を下回り、ロングオンリーポジションは正の超過リターンをもたらすとされています。

the Hedging Pressure Hypothesis
消費者のヘッジ行動をthe Insurance Theoryに追加したもの。消費者(コモディティを買って何かを作る人)は将来コモディティを購入する価格が上昇する可能性があるため、価格上昇リスクをヘッジするために、先物を購入します。この消費者の(先物の購入)により先物価格に上昇する価格圧力がかかります。the Hedging Pressure Hypothesisでは、生産者のヘッジ行動(先物の売り)が支配的である場合、市場はバックワーデーションになり、消費者のヘッジ行動が支配的である場合、市場はコンタンゴになります。

the Theory of Storage
先物市場がバックワーディションであるかコンタンゴであるかは、将来の使用のために商品を保管するコストと商品の実物在庫を保有するメリットとの関係に依存するという考えられています。 ストレージコストが実物在庫保有のメリットを上回る場合、先物はスポットよりも高い価格で取引され、市場はコンタンゴになります。 逆に、実物在庫保有のメリットが保管コストを上回っている場合(現物需給が逼迫し在庫が減少している場合など)、現在の保有は将来の保有よりも魅力的であり、スポット価格は先物価格よりも高く、市場はバックワーデーションになります。
futures price = spot price + storage costs − convenience yield
convenience yield:コンビニエンス・イールド(保有便益)。現物を保有することのメリットのこと。

basis
basis = spot price ― futures price

calendar spread
calendar spread =  futures price of a nearer maturity ― futures price of a more-distant maturity

管理人 さんが質問のステータスを公開に変更 2022年7月24日
コメントする